シンガー・ソングライターでタレントの泰葉(56)が27日、都内で記者会見を開き、婚約者でイラン人の会社経営者メィヒディ・カーゼンプールさん(36=顔写真)と来春にも妊活を始める意向を報告した。
泰葉は還暦が近づいているが、インドの70代女性が体外受精で出産した事実に勇気をもらったそうで「子供が産めるかもしれない。夢だった。挑戦することにした」と妊活を決意。具体的な方法を検討しているそうで「(来年)春くらいから始めようかな」と意気込んだ。日本、イラン双方の医師と相談して決めるという。
懸念の一つが自身に「卵子がない」という点だ。会見後に本人に確認してみると「今、いろいろ調べていて。卵子提供も考えている」と語った。
著名人が卵子提供で高齢出産した前例はある。泰葉と同じ1960年生まれにあたる野田聖子総務相(57)は、卵子提供が認められる米国ネバダ州で米国女性から卵子を供与され、野田氏の夫の精子との受精卵が同氏の子宮に戻されて妊娠した。2011年の50歳の時に真輝君(6)を出産。障害を抱えたが奮闘し、今年4月には小学校の入学式を迎えた。
「不妊治療は多額の出費が必要で、泰葉の場合、実業家というイラン人の婚約者の支援が不可欠。仮に妊娠できたとしても、彼女は出産年齢が野田氏より高齢になりハードルは高い。2人で乗り越えられるか」とワイドショー関係者。
幸いにもメィヒディさんとの仲は良好なようで、泰葉はイスラム教へ入信するため聖典コーランを読んでいる。年末年始にはイランへ渡航し、1週間ほど滞在予定。入信時期は早くて来春の見込みという。
泰葉は元夫の春風亭小朝(62)らを民事提訴すると表明して撤回、東京都知事選への出馬を公表して取り下げたが、三度目の正直で“アラ還出産”は実現するか。