俳優・山田孝之(34)、イッセー尾形(65)が27日、都内で行われた映画「ゴッホ〜最期の手紙〜」公開イベントに出席した。

 映画は印象派の画家、ファン・ゴッホの死の謎に迫るというストーリーで、全編が動く油絵で構成されている。映画のために125人の画家が集められ、約6万5000枚もの油絵を描いた。山田、尾形はそれぞれ吹き替え版の声優を務め、親子役を演じている。

 公開前からSNSなどでこの映画をチェックしていたという山田は「映像を楽しみにしてまして、日本に来たら見ようかな、と思ってました。そのまま何もなかったのでどうなってんのかなと思っていたら、オファーが来たのですぐ『やりたい!』となりました」と声を弾ませた。

 この日のイベントには、映画に油絵制作で参加した日本人唯一の画家・古賀陽子氏(31)も参加。サプライズで山田と尾形に、ゴッホ風の肖像画をプレゼントした。山田は「うれしいです」、尾形は「この仕事をして良かった」と揃って大喜びだった。

 11月3日から公開。