ビートたけし本紙客員編集長(70)が24日、千葉県木更津市の「ザ・カントリークラブ・ジャパン」で行われたゴルフコンペ「第5回MAXIMAオーナーズCUP」に参加した。250ヤードオーバーのドライバーショットに気を良くしたたけしは舌好調。22日の衆院選から、今年の流行語大賞の独自予想まで、毒ガスを噴射しまくった。

 たけしがイメージキャラクターを務めるリョーマゴルフの「MAXIMAドライバー」のオーナーが参加する同コンペ。たけしはツービートの相方・ビートきよし(67)、たけし軍団の“番頭”ガダルカナル・タカ(60)とラウンドした。

 ラウンド中は「ドライバーだけはいいんだよ。250ヤード以上は飛んでるし、ドラコンも狙える!」と「MAXIMAドライバー」の威力を存分に発揮。スコアはグロス102とまとまらなかったが“ぶっ飛び”ドライバーに助けられながら、無事に18ホールをラウンドした。

 気分を良くしたたけしは“舌好調”。手始めに相方のきよしへ「コイツ、ちょこちょこカネ借りに来るから会わないようにしてんだ」とジャブを放つと、さらに「今度また、カネ借りに来る気だろ!?」と“口撃”。

 それにもめげず、きよしが「今度、映画に出させて!」と厚かましく懇願すると、たけしは「やめろよ、オマエが出ると『龍三と7人の生活保護』になっちまう」と、自らの監督作「龍三と七人の子分たち」をもじって突き離して笑わせた。

 その後も時事ネタに鋭く切り込んだ。22日に行われた衆院選で枝野幸男氏(53)が旗揚げした立憲民主党が躍進したことに「菅直人とか、かつての総理経験者を入れちゃダメだよ。民主党政権のときに何もできなかったんだから、あの人たちは謝んなきゃいけない」と指摘。

 さらに、小池百合子都知事(65)が代表を務める希望の党が敗北したことには「(民進党の議員が)泥舟から泥舟に移って、また泥舟に戻ろうとしてるんだもの。何やってんだろうね?」。選挙のために民進党から希望の党に乗り換え、小池旋風が吹かなかったと見るや、元民進党議員同士で再結集かというドタバタ劇を痛烈に皮肉った。

 一方、年末に発表される新語・流行語大賞については「やっぱり(豊田真由子氏の)『このハゲーー!』だろ。あと『一線は越えてない』だな」と予想。雨上がり決死隊の宮迫博之(47)、今井絵理子参院議員(34)が使った「一線は越えてない」というフレーズについては「何を越えてないのかハッキリ言ってほしいよね」と注文をつけた。

 すると、これを聞いていたタカが下品な言葉を放つと、たけしは「それは一線じゃなくて二線を越えてるよ!」とツッコんで爆笑をかっさらった。