2世俳優の柄本佑(30)、モデルの久松郁実(21)が20日、都内のフジテレビで行われたドラマ「ROAD TO EDEN」(26日からFODで配信開始)試写会に出席した。

 CGをふんだんに取り入れた近未来のSFストーリー。2人ともアクションは初めてだ。柄本は「多少体づくりをした。練習がハードだった。殴られる経験はあったが、やる側はほぼ初めて。永井大さんと生身で戦った」と話す。

 永井大(39)といえば空手の達人で、芸能界屈指の猛者として知られる。柄本は「格闘技経験があるのですごくうまい。こちらがリアクションを取りやすいようにちょっと当ててくれる。当てても痛くないところをよく知っているし、よけるのもうまい。とても助けてもらった」と永井の心遣いに感謝した。

 本作には今年初め、“アパ不倫”を報じられて、9月に妻でタレントの河中あい(32)と離婚した俳優・袴田吉彦(44)も出演している。

 柄本は「袴田さんの衣装が独特で、乳首のところにゴムチューブみたいなものがついていた。乳首を隠すか隠さないかで議論し、本番の撮影中には笑わせようと、乳首にチューブをパチンと当てるアドリブを仕掛けてくる。それでどうだと皆の顔色をうかがっては、一番楽しんでいた」と袴田の“変わったプレー”を暴露した。

 一方の久松は20日間の撮影期間中、3度も日本と台湾を往復して仕事をこなしたという。「帰る時、皆さんに『何かいるものありますか』と聞いて買ってくる役回りだった。アクションでは武器のやりがうまく扱えなくて自分に当てていた」と苦笑した。