2世俳優の柄本佑(30)が20日、都内のフジテレビで行われたドラマ「ROAD TO EDEN」試写会に出席した。

 柄本はロケについて「台湾の金門島で撮影した。全8話で20日間。天気に左右されて大変だった。近未来の感じが出る防空壕みたいな心霊スポットばかりで撮影した。実は台湾スタッフが一人とりつかれた」と意外な事実を口にした。

「昼間の撮影で何か見ちゃって、ホテルに帰った後になぜか一人でその現場に行ってしまった。翌日、高熱が出て病院に行っても原因がわからない。そういう人のところで見てもらったら『とりついている』と。全身が土色になって訳の分からない言葉を叫んでおり、お札を張ってもらったらしい」

 撮影現場は地元でも有名な心霊スポットで、人が寄り付かない場所だという。柄本は「撮影に行くとこ行くとこそんな場所。だからこそ、近未来の空気感が出たが、貴重な体験をした」と苦笑いを浮かべた。

 タイトなスケジュールだったために、翌日の撮影のことを考えると外出できず、ホテル、バス、現場の往復だったという。

「仕事に没頭すればいいだけだったのでやりやすかった」とはいうが、ストイックな日々を過ごしたことで「続編をやるならぜひハワイで。アラモアナ・ショッピングセンターやブランド店、ビーチに行ったりして、ダイヤモンドヘッドを目指す内容にしたい」と、次なる“エデン”をハワイに定めた。

 会見にはモデルの久松郁実(21)、同局の渡辺和洋アナ(41)も出席。同作品は動画配信サービスFODで26日から配信される。