女優・鶴田真由(47)、遠藤久美子(39)らが20日、都内で行われた映画「ゆらり」(横尾初喜監督、11月4日公開)の特別試写会に出席した。

 娘と衝突する母親役を演じた鶴田は「イラッとするような天然の要素があって、娘にあたられる母親役。私の中でイメージしたのは歌手の森山良子さん(69)。母親である森山さんにはお会いしたことはないが、森山さんの天然っぽさを意識した」とコメント。役作りにあたり、意外な人物を思い浮かべたようだ。

 そして「TEAM NACS」戸次重幸(43)の同僚役を演じた遠藤は「ひそかに戸次さんに思いを寄せているという裏設定をつけた。五歩下がって寄り添うように演じた」と舞台裏を明かした。

 さらに「(あるシーンで)皆と同じく私も号泣したが、出来上がってみたら全然映っていなかった。いいんです、いいんです、そういうものです」と告白した。

 これには隣にいた遠藤の夫・横尾監督が激しく動揺。苦笑しきりだった。