ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(28)が16日、都内で行われた自身がプロデュースするバンドの記者会見に登場。その場で自らがリードギターとして加わることを発表し、来春のデビューを予告した。

 同バンドは「BSスカパー!」で放送するドキュメントバラエティー番組「BAZOOKA!!!」(毎週月曜午後9時)に出演する、お笑い芸人の小籔千豊(44=ドラム)や野生爆弾のくっきー(41=ギター)、バンド「tricot」のボーカル・中嶋イッキュウ(28=ボーカル&ギター)の3人で結成。

 当初は「BAZOOKA!!!バンド」という仮称だったが、バンドのプロデューサーに就任した川谷の提案もあって「ジェニーハイ」に決まった。「天才を超えるように頑張りたい」(小籔)という意味で決めたという。

 この日、プロデューサー兼ギターとしても参加することを発表した川谷は「最初は何だこれって思った。僕が番組に使われてる感じ。とりあえず川谷出しとけみたいな」と、オファーを受けた当初は不満だったと告白。それでも「いいバンドになりそう。僕、プロデュース大好きなんで。音楽やってる人よりも、やってない人の方がプロデュースするの楽しそう」と最終的にオファーを受諾したという。

 また、川谷が「エグいキーボードがあった方がいい」と提案したことで、現代音楽の天才ピアニスト・新垣隆氏(47)に白羽の矢が立った。新垣氏はバンド参加について「私から、ぜひバンドに参加させてくださいとお願いした」と説明。これを聞いた小籔は「イヤイヤイヤ、新垣さん、謙遜しすぎてウソついてますやん!」とすかさず突っ込んだ。

 なお、この日は川谷の元恋人でタレントのほのかりん(21)が、来春から音楽活動を本格化させることを発表。川谷は「頑張ってほしいですね」とエールを送った。