地下アイドル「仮面女子」が「秋葉原観光大使」に任命され6日、東京・秋葉原の常設劇場「仮面女子カフェ」で任命式が行われた。ミニライブを終えたステージに秋葉原観光推進協会事務局長の泉登美雄氏が登壇。リーダー・桜のどか(27)に任命状を授与した。また、秋葉原観光推進協会が制作した秋葉原おもてなしキャラクター「秋津ミツバ」の声を月野もあ(23)が担当することが発表された。

 泉氏は「2020年東京オリンピックに向け、さらに秋葉原の活性化を目指す。秋葉原で毎日ライブをして、勢いのある仮面女子のパワーが必要と感じた。秋葉原から元気をつくっていかなければならない。一緒に盛り上げていきましょう」と、仮面女子起用の理由を説明した。

 秋葉原のイメージを「オールマイティーな幸せあふれる街」と表現する桜は「常設劇場がオープンして5年目になります。念願かなって秋葉原観光大使に任命していただいて、ワクワクが止まらない。秋葉原はゲーム、アニメ、コスプレ、メイドさん、電化製品など様々な世界に誇れる文化がある街。仮面女子がその良さをさらにPRしていきたい。テーマソングができて、秋葉原中に流れたらいいですね」と意気込む。月野は「多くの文化を生み出した秋葉原は世界の国々に負けない“萌の国”。その文化を海外の方に伝えたい」、立花あんな(25)は「秋葉原はいろいろなものを生み出してきたので、日本のマリア様だと思う」とコメント。「ここで毎日ライブをしているので、家にいるより秋葉原にいる時間の方が長いんです。私たちの“アキバ愛”をもっともっと広めていきたい」と愛情あふれる活動を誓った。

 6日から11月3日まで、秋葉原の街を活性化するために「秋フェス2017」を開催。7〜8日には仮面女子カフェで「秋フェス2017スペシャルライブ」を行うなど、秋葉原事業者が連動してイベント&キャンペーンを展開する。