尾木ママ「美輪コスプレ」公開の深イイ理由

2017年10月07日 11時00分

見事に美輪に扮した尾木ママ(左は画像提供:opsis)

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(70)が5日、都内で本紙の独占取材に応じた。この日、自身の古希と大学退官を祝うパーティー「尾木ママ(ハート)秋の大感謝祭」を開催した尾木ママは今後、タレント活動に本腰を入れると強調。最も尊敬する歌手・美輪明宏(82)のコスプレ写真を披露するとともに、美輪に“抱きしめられた”という秘話を明かした。

 中学、高校の教員生活22年、大学の教壇に立って22年、計44年間を教育にささげてきた尾木ママ。その間も教育評論家として、積極的に発言してきた。そんな際立ったキャラクターが明石家さんま(62)の目に留まり“尾木ママ”としてバラエティー番組に引っ張りだこになった。今回のパーティーは、古希を迎え、法政大学を退官した尾木ママが日頃の感謝の意味を込めて催した。

「教員だったのに、さんまさんに見いだされまして、激動の8年でしたね。多いときで年間500本のテレビ、ラジオに出ました。3月に大学を退官して、さあどうするかと思った時、だったらもっと積極的に尾木ママとして活動していこうと。今後は“新生尾木ママ”としてやっていくつもりです」

 パーティーは中山秀征(50)がMCを務め、石田純一夫妻、紺野美沙子(57)、ダイアモンド☆ユカイ(55)、大相撲の元横綱大乃国の芝田山親方(54)ら240人が列席。さんまや東山紀之(51)のビデオメッセージも流されるなど、業界の垣根を越えて関係者から祝福された。

 そして何より、尾木ママが人生で最も尊敬するという美輪からは手紙が届いた。

「もともと美輪さんのことが大好きで、プライベートでもコンサートによく行っていたんです。ある日、コンサートのパンフレットの対談に呼ばれたんですよ。実際に話をすると、美輪さんの生き方や物事の的確な分析に、より魅力を感じましたね。それでいて、言いたいこと言うでしょ。面白かったですね」

 それがきっかけで美輪と親交を深めていった。三島由紀夫、寺山修司ら文学者とのエピソード、ヨイトマケの唄の話、独特の美意識など、美輪の話は興味をかきたてられるものばかりだった。もちろん、スピリチュアル的な診断もあった。

「美輪さんによると、人には上魂、中魂、下魂と、魂のランクがあるというんです。『尾木ママは上魂です』と言われました」

 そんな美輪に、尾木ママが救われたのは昨年のことだ。

「軽井沢スキーバス転落事故(2016年1月)に法政大学の学生が巻き込まれたことがありました。死亡した4人は、私のゼミの教え子だったんです。ひどく落ち込みましたね。3月ぐらいに美輪さんの公演があったので、楽屋にあいさつに行ったんですよ。そしたら美輪さんは『大丈夫よ』と言って私を抱きしめてくれたんです。何が大丈夫なのかは分からなかったんですが…。でもすごく気持ちがラクになりましたね」

 見た目も生き方も美輪のようになりたい――。尾木ママはいつしかそう思うようになったという。この日のパーティーで美輪に扮した写真を披露したのも、そんな理由があったからだった。尾木ママは「どう、似てる?」とまんざらでもなさそう。今後、「来た仕事は何でもやる」というが、いつしか“W美輪”としてタッグを組む日が来るかもしれない。