ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 ハルキスト拍子抜け「え~!」

2017年10月06日 12時00分

鳩森神社に集まった村上氏のファンら

 スウェーデン・アカデミーは5日、2017年のノーベル文学賞を、長崎市生まれの英国人小説家カズオ・イシグロ氏(62)に授与すると発表した。

 イシグロ氏がノーベル文学賞に選ばれたことで、毎年のようにブックメーカーの受賞者予想で上位にいる“最もノーベル賞に近い男”の村上春樹氏(68)は今年も受賞はならなかった。

 かつて村上氏が近所でジャズ喫茶「ピーターキャット」を営んでいた縁で、ハルキストらの“聖地”となっている東京・千駄ヶ谷の鳩森八幡神社では5日夜、「ノーベル文学賞発表カウントダウンナイト」と題したパブリックビューイングが開催された。30代の男性ファンは「昨年は(村上氏がファンを公言する米歌手)ボブ・ディランが受賞したし条件は揃っている」。来場者にクラッカーが配られ迎えた緊張の瞬間、カズオ・イシグロ氏とアナウンスされると「え!? え~! そうなの!?」と会場は拍子抜け。

 共同主催者の一人で「ブックハウスゆう」店主、斎藤祐さんによると「春樹さんが一番先にイシグロさんを評価したようなもの」で、ディラン氏に続き、お気に入りのイシグロ氏の受賞に村上氏も喜んでいるはずだという。