“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(70)が5日、都内で自身の古希と大学退官を祝うパーティー「尾木ママ♡秋の大感謝祭」を開催した。

 44年間の教員生活を送ってきた尾木氏は、8年前に明石家さんま(62)からタレント性を見いだされ、今や“尾木ママ”としてバラエティーや情報番組などに引っ張りだこだ。古希を迎えたことをきっかけに、日頃の感謝の気持ちを込めて今回のパーティーを開いた。

「教員だったのに、さんまさんに見いだされて激動の8年でしたね。多いときで年間500本のテレビ・ラジオに出ました。3月に大学を退官して、さあどうするかと思った時、だったらもっと積極的に尾木ママとして活動していこうと。今後は“新生・尾木ママ”としてやっていきますよ。来た仕事は何でもやるつもりです」とキッパリ。この日は最も尊敬するという美輪明宏(82)になりきったコスプレ写真まで披露し、「どう。似ている?」と笑った。

 意気軒高な尾木ママは、世間をにぎわせている不倫騒動について言及。タレント・石田純一(63)の「不倫は文化」というセリフを引き合いに、こう持論を展開した。

「不倫が文化なのは間違いない。これまでも、不倫から音楽や詩が生まれてきましたからね。でも、最近の不倫は文化の域にすら達していないゲス不倫でしょ。お子さんやご家庭を犠牲にするのはダメですよ。内証にしなきゃ」

 中でも、当時妻子がいるにもかかわらずベッキー(33)と不倫したロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(28)には手厳しい。

「普通、自分の実家に不倫相手を連れていきますか? 無警戒を超えていますよ。あれはベッキーさんがかわいそう。もちろん、アーティストとしての力量は別ですけどね」とバッサリだった。