サッカー元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏(42)が4日、都内で統合型リゾート(IR)を開発・展開する会社「ラスベガス・サンズ」の記者会見に出席した。
髪を後ろに結び、シックなスーツ姿で登場したレジェンドは「日本の大ファンです」と笑顔。
「20年間にわたって日本には何度も来ているが、特別な国。思い出は2002年日韓W杯で来日した時だね。僕がキャプテンとしてチームを率いて、アルゼンチン戦でゴールを決めたんだ。あれは素晴らしい体験だった」
日本食も大好きで、中でもすしには目がないらしく、大好物のウニを子供にも挑戦させたことを明かした。
もちろん、愛妻・ビクトリア夫人に関するエピソードも忘れない。
「妻が『スパイス・ガールズ』のメンバーだったとき、最初に受け入れてくれたのは日本のマーケットだったんだ。サポートしていただいて本当に日本の方々に感謝しているよ」
99年に結婚し、3男1女に恵まれているベッカム夫妻は、今でもおしどり夫婦として有名。だからこそ、大好きな日本と関わりがあることをどうしても言いたかったのだろう。
事情に詳しい関係者は「ビクトリアは4人の子育てをしながら、自分のビジネスも成功させているので、ベッカムは仕事面でもリスペクトしているんです。ケンカすることもありますが、信頼関係は強い。ビクトリアも大の日本食好きで、共通点もありますしね。彼女のお気に入りのネタはサーモンですけど」。
そんな愛妻からベッカム氏は“ダメ出し”されたこともあるという。
「数年前に全身グッチで固めた時は、さすがに『派手すぎる!』と怒られたらしい」(同)
ファッション・アイコンと呼ばれるベッカム氏だが、妻には頭が上がらないようだ。