元プロ野球投手でタレントの石井一久(44)とタレントの稲村亜美(21)が26日、都内で行われたネットチャンネルの新スポーツ番組「女神スポーツ」の放送初回収録に参加した。

 ここ最近、プロ野球の始球式に数多く登場し、女性ながら100キロ前後の直球を披露している稲村は「CS、日本シリーズに何もない」と始球式のオファーがない現状にがっかり。それでも「肩だけは温めておこうかな」と“緊急登板”に備えている。

 始球式だけでなく、打席に立つ“始打式”に登場した経験も持つ。現役時代は150キロの剛速球で鳴らした石井が今の球速を「90キロ」と頭をかいて明かすと、稲村は「打てます!」と即答し、会見場を笑わせた。

 一方、球界では早実の清宮幸太郎内野手が25日にプロ志望届を提出した。石井は、小学生時代に体格が良かったものの中学、高校で「ダメになっていく選手を見てる」という。しかし、同じ大型選手の清宮については「着実にステップアップしている」と評価。「メジャーに行くさまを追いかけられて楽しみ」と自身も活躍したメジャーへの挑戦を期待した。

 また、今オフにもポスティングシステムを利用して渡米する可能性が高まっている日本ハム・大谷翔平投手(23)に対しても「行ってほしい」とエール。一方で「(日本球界は)大谷君だけに頼っちゃダメ」とスター候補の登場を熱望した。

 大谷、清宮の出演については「(オファーしても)来ないんじゃないですか」と真っ当な答え。ただ「まずはお父さんから」と大谷、清宮のそれぞれの父親にアプローチすると冗談を飛ばした。

 同番組で石井と稲村はMCを担当。隔週火曜午後9時からアイドル専門チャンネル・カワイイアンTVで放送される。