次期総選挙に出馬しない“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(34=無所属)が25日放送のTBS系「ビビット」で、元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が放った“クズ発言”に「もういいです」とうんざり顔で話した。

 番組では上西氏のほか、秘書への暴言・暴行騒動の豊田真由子衆院議員(42)、ダブル不倫騒動の山尾志桜里衆院議員(43)ら“お騒がせ女性議員”3人の週末の動きを特集した。

 上西氏は24日に番組の取材に応じ、本紙が22日に報じた「衆院選不出馬」について、「それも含めて、25日の会見ですべて話しますから、ちょっと待ってもらえます。私の口から伝えます」とコメント。秘書の笹原雄一氏も「本人が決断したことだから、僕が何か言うことじゃない」と暗に出馬しないことを認めた。

 これにかみついたのが東国原氏だ。これまでツイッターやテレビでバトルを繰り広げてきた東国原氏は22日夜、ツイッターで「本当に驚きました。不出馬って! 全くの逃げ。今まで、『つぎの選挙には必ず出る』『私は一生政治家』と偉そうに言って来たのは一体何だったのか。やっぱり、政治家としても人としても『クズ』だったですね」と批判した。

 東国原氏の「クズ」発言への感想を求められた上西氏は、うんざりした表情で「なんかいっぱい書いてくださってましたね。私はもういいです」と言葉少なに語ると、笹原氏は「僕からすると東国原さんは“上西ロス”」と分析。「上西がいないのは彼にとってデメリットなのかな、という焦りを感じました」と説明した。

 上西氏はかつて同番組で「一回、政治家になった以上、一生政治家。タレントになる気はまったくない。その証拠に、毎週末、地元に帰って地元活動しているわけですよ」と発言している。