鈴木砂羽のパワハラ行為を全面否定 舞台主宰者が降板騒動の経緯説明

2017年09月20日 16時56分

江頭美智留氏

 女優・鈴木砂羽(44)が主演・初演出を務めた舞台「結婚の条件」で、土下座を強要されたとして女優の鳳恵弥(36)と牧野美千子(52)が降板した騒動について、脚本家で劇団クロックガールズの主宰者・江頭美智留氏(54)が20日、マスコミ宛てに文書を送り、鈴木のパワハラ行為を全面否定。改めて騒動の謝罪とともに降板の経緯を説明した。

 江頭氏は文書冒頭で騒動を謝罪した上で、鈴木の土下座強要について言及。「鈴木砂羽さんが『罵声を浴びせた』『土下座をさせた』という事実はなかったことを改めてお伝え致します。また、激昂したこともありません」とし、パワハラ疑惑を否定した。また、鈴木が小演劇をばかにするような発言があったとの報道にもキッパリ否定し、「鳳さんや牧野さんがそう感じていたことを把握できなかったプロデューサーとしての力のなさは改めて反省しております」としている。

 そして、鳳と牧野を同舞台の主宰者である江頭氏が降板させたとの報道には「事実誤認」があると主張。江頭氏によると9日の稽古後のトラブルがきっかけで、2人が所属する事務所社長の関口忠相氏から降板を告げる電話があり、「主要スタッフとキャストの2人を降ろすなら考え直す」との交換条件が提示されたという。その後、両者は降板回避へ向けた交渉を続けたが、13日の初日が迫っていたため、江頭氏が交渉と並行して代役を探していたことが関口氏の耳に入り、10日午前4時ごろに再度、降板が伝えられて、代役による公演を決定した。だが降板の告知方法をめぐり、関口氏から「降板は鈴木のパワハラによるものと公式ブログで発表する」か「公演中止」の選択を迫られたと明かし、約4時間にわたる電話でのやり取りの最後に「戻しましょうか」との提案もあったと認めた上で「私としては、降板はこちらからではなく9月9日に先方から申し出られたと認識しております」としている。

 なお、降板した2人の女優へのギャラについては「私の至らなさが招いたことですので、せめてもの誠意としてお支払いさせていただく」ことで合意していたが、関口氏が一方的なブログ記事を公開したため、支払いは保留のままだという。

 江頭氏は最後に「すべての責任が私にあることは間違いございません。改めて、鈴木砂羽さん、降板となったお二人にはなんら非はないことを申し上げたいと思います」と主張し、関係者および劇場来場者への感謝の言葉をつづった。