タレント・毒蝮三太夫(81)が「敬老の日」の18日、東京・巣鴨の「眞性寺」で、集まった老人らとともに「ごぼう体操」に挑戦。いつも通りに「おい、ババア!」を連呼したが、その矛先はフジテレビにも向かった。

 機関銃のように撃ち出される毒舌は絶好調だ。「今の日本は90歳以上の方が200万人。この中に、90歳超えた人いる? お、いたいた。ババア、後で棺桶の寸法測っておけよ」。言われた老人は怒るどころか、腹を抱えて笑っていた。

 毒蝮と老人らは「ごぼう先生」こと簗瀬寛氏(32)が考案した、イスに座りながらできるごぼう体操を体験。指の体操や表情の体操に悪戦苦闘しながら取り組んだ。

 イベント後に取材に応じた毒蝮は、マイクを向けたフジのディレクターに標的を向けた。

「おい、フジテレビか。視聴率を上げろ!」と低空飛行を続けるフジを一喝。さらに「トランプ(米大統領)にフェイク(ニュース)だと言われちゃうんだぞ」とも。

 話題が不倫ネタに移っても「不倫は犯罪じゃないんだから放っておけばいいじゃないか。テレビのネタにするのは良くない。フジテレビ、こら!」とかみつき続けた。

 その勢いのまま、隣に座る「ごぼう先生」に「あんたもいずれ国会議員になれよ。そして不倫で捕まれ」と言い放つなど、80歳を超えてなお毒舌は衰えるどころかパワーアップするばかりだ。

 それでも最後には「フジテレビさん、これからもよろしくお願いします」とあいさつ。これが芸能界でしぶとく生き続ける“長寿”の秘訣か?

 ちなみに本人に健康の秘訣を聞いたところ「女ですよ」と即答。いまだ現役かとも思わせたが「“藤原紀香”と付き合ってるよ。足立区ののり屋の86歳のババアだよ」とケムに巻いた。