歌手の岩崎宏美(58)、俳優の高橋英樹(73)、プロレスラーの蝶野正洋(53)が「第15回グッドエイジャー賞」に選ばれ、14日、都内で行われた授賞式に出席した。

 衰えぬハイトーンボイスで魅了する岩崎は、今でもデビュー当時の譜面で歌い続けている。
 岩崎は「(代表曲の)『ロマンス』は43年前の譜面を今も使っている。かなり苦労してますけど」と告白。高音を支える喉のケアについて「歌った後は喉を冷やしたり、朝まで誰ともしゃべらなかったり。(喉に)ポリープができて手術もしているので、無理をしないようにもしています」と明かした。

 円熟味を増した歌唱力について、岩崎は「昔は地声が高かったんですよ。でも、今は低い声も出るし、ファルセットも出せるようになった。すごく音域は広がってます」と自信を見せた。

 同賞はほかに、作家の童門冬二氏(89)と「株式会社生活の木」代表取締役CEOの重永忠氏(56)も受賞した。