お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(34)が13日、TBS系「ビビット」に出演し、週刊新潮が12日に新たに公開した豊田真由子衆議院議員(42)の暴言音声について言及した。

 この日、週刊新潮が同番組に提供したのは1分40秒の音声データ。豊田氏は「つもりがなくてもな、人殺したら過失致死で牢屋に入るんだよ」「お前らは白痴か。痴呆症かお前らは! ジジイとババアで」など秘書に向けた暴言を連発。また「あの女も本当、ふてぶてしいよな」「死ねば? 生きている価値ないだろ。お前とか、松森とか」と「松森」という人物にも“矛先”を向けている。この“ふてぶてしい女”は豊田氏の公設秘書を務める女性で、騒動後に政策秘書に名乗り出た青森県板柳町の松森俊逸町議(61)の妻とみられると伝えた。

 MCの真矢ミキ(53)は冒頭、「やっぱり、こういう朝はきついですね。目覚ましにしたらいいんじゃないでしょうか」と皮肉交じりにあいさつ。「言葉遣いで人格というか資質が出てしまいますね」と続けた。

 豊田氏の新暴言について、元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(45)は、パワハラ裁判を例に出し「長い言葉の中で、『死ねば』一つでパワハラと認定されるのに、1分半も暴言というのはすごい」と別の意味で感心。中田は「痴呆症、ジジイ、ババア」と、厚生労働省に勤めていたとは思えない罵声を浴びせたことに「そういう意識のある人なんだな」と分析した。

 また、中田は妻(タレントの福田萌=32)や仕事仲間との会話で「もめそうになったら録音するようにしている」と告白。「今はICレコーダーがなくてもスマホでも録音できますからね。会話を録音することで、冷静になれる」と効果を説明し、豊田氏に秘書との会話の録音を提言した。