すごい人気だ! ジャニーズの人気グループ・KAT-TUNの亀梨和也(31)が行っているソロコンサートのチケットが“暴騰”しているという。特に最終日に組まれている亀梨の地元での“凱旋公演”では、8300円のチケットがなんと60倍近い値をつけているとの話も。いったい何が起きているのか?

 7月13日の神戸公演を皮切りに、全国のべ19都市を回るコンサートツアーを行っている亀梨。東京公演も先日、東京国際フォーラムで行われ、グループやソロでの楽曲のほか、山下智久(32)との「青春アミーゴ」や「背中越しのチャンス」などを熱唱した。

「ステージでは歌唱のほかにもアクロバチックなダンスなども披露している。先日の東京公演では、ドラマで共演した広瀬すずや木村文乃なども駆けつけて、大興奮で見ていたそうです」とは音楽関係者。

 そんな亀梨のツアーでの公演回数は当初の予定より大幅に増えている。

「亀梨本人にファンと近い場所でやりたいという希望があって、ありがちなドームとかアリーナとかの規模での開催でなく、ジャニーズでは珍しい小規模の会場でのコンサートなんです。ほぼ平日開催のコンサートなんですが、チケットは即完売で、ファンの要望から追加公演がドンドン決まるという事態なんです」と前出の関係者。

 中でもファンが熱望しているのが、10月30日に行われるツアー最終日の東京・江戸川区総合文化センターでのチケットだという。

「この会場は亀梨の出身地でいわば凱旋公演のようなもの。亀梨が幼稚園の時代にお遊戯会で主役を張ったという思い出の場所でもあり、いわば“聖地”のようなところなんです。ファンとしてはどうしても行きたいのでしょうが、ここのキャパが1500人弱。当然、パンク寸前で、この最終日のチケットに限って言えば、インターネットのサイトなどで8300円のチケットが約60倍の50万円近くにまで高騰しているんです。20万~30万円くらいで売りに出ているようなものなら、ほぼ売買が成立していてプラチナ化しています」と同関係者は言う。

 追加公演ができればいいのだろうが、10月末というとプロ野球の日本シリーズ真っ最中。「Going! Sports&News」(日本テレビ系)でプロ野球取材に出かけるなど多忙の亀梨にとって、おいそれと追加公演ができる時期ではない。

 ジャニーズは最近では、チケットを購入した本人でないと会場に入れないような対策も立ててはいるが、あるイベント関係者が「すべてのコンサートでそういうことができているわけではない」というように、まだまだ万全の対策とは程遠いのが現実だ。

 先日の「24時間テレビ」では「時代をつくった男 阿久悠物語」で主人公の作詞家・故阿久悠さんを演じ、「24時間テレビ」内のスペシャルドラマでも歴代3位に入る視聴率を獲得した亀梨。チケットの暴騰だけでなく、この勢いは止まることはないだろう。