豊田議員「文芸春秋」告白舞台裏でわかった“感覚のズレ”

2017年09月11日 16時30分

会見で豊田氏は冷静でいられるのだろうか

 元秘書への「このハゲーー! ち~が~うだろ!」の音声テープで日本中を震撼させた豊田真由子衆院議員(42)が近日中にも記者会見を開き、議員活動再開を宣言するという。

 同氏は6月に「週刊新潮」で秘書への暴言・暴行問題が報じられ、自民党を離党。その後は逃げ込むように入院し、公の場から姿を消した。

 そんな豊田氏が発売中の「文芸春秋」で胸中を告白。反省の言葉を並べつつも「報道されている内容について、事実と異なることが非常に多く含まれている」と主張した。

 例えば、元秘書に対しては「『わざとではないか』と思うほど失敗を繰り返していた」と疑惑の目を向け、ミュージカル調の暴言については「自分がしたのか信じられない。地元(支援者)との関係が崩れると恐怖でパニックになっていた」と釈明した。

 反省した姿をアピールするはずが、その逆の読後感も呼びかねない。報道内容がまさに「ち~が~うだろ!」と言いたいようで、自身は元秘書にハメられたと考えているようだ。

 出版関係者は「文芸春秋の担当者も苦慮したようだ。豊田氏側から『ここの表現が違う』だの『ここをもっと書いてほしい』だの修正が相次ぎ、担当者はヘロヘロ。本人はこの内容で世間の理解を得られると思っていたというから、感覚がズレている」と話す。

 豊田氏は臨時国会が始まるとみられる26日までに会見を開く見込みだが、針のむしろになることは確実。“怨敵”新潮記者の取材を許可するかどうかも見ものだ。

「先週の段階では周囲に説得され、新潮記者も会見に入れる方向だったが、ここにきて及び腰になっているという。民進党を離党した山尾志桜里議員の不倫疑惑が過熱しているうちに、しれっと会見を開きたいのが本音だろう」(政界関係者)

 再出発のつもりが、どこぞの政党のようにいきなり自滅しそうだ。