お笑いタレントの木村祐一(54)と妻で女優の西方凌(37)らが6日、京都市のよしもと祗園花月で行われた「京都国際映画祭2017」(10月12~15日)のプログラム発表会見に登場した。

 今年で4回目となる同映画祭のアートプランナーを務める、漫才コンビ「おかけんた・ゆうた」のおかけんた(56)から「お2人でこういう場に出られるのは珍しいのでは?」と聞かれた木村は「今、9か月ちょっとになる子供ができてからは初めてですね」と答えた。

 吉本興業が主体となり、映画だけでなく、アート作品の展示やその他多くのプログラムを京都市内で展開する同映画祭。木村、西方夫妻は期間中、元・立誠小学校で「企画展示・ワークショップ」を開催する。

 左官を得意とすることで知られ、手先が器用な西方は「私の趣味のDIYの製作過程や、最終的な完成品の写真を撮って展示します」と説明。これに、木村が街中で撮った写真に、話術を駆使して面白さを引き出した「写術」も展示される。

 家庭では、木村のオーダーに応じて食器棚等の製作も西方が行っているそうで、仲むつまじい様子の2人。夫婦共演に照れ気味だった木村は「映画祭が終わってから、11月22日に『いい夫婦』に選ばれることを目指したい」と意気込んだが、西方が舞台から立ち去ると「ちょっと焦りましたね」と緊張気味に話して笑わせた。