“不仲”で解散し8年後に再結成 45周年ビリー・バンバンが語る兄弟愛

2017年09月04日 16時30分

ビリー・バンバンの兄・菅原孝(右)と弟・菅原進

 兄弟フォークデュオ「ビリー・バンバン」が初の自叙伝「さよなら涙 リハビリ・バンバン」とデビュー45周年公演のDVD発売を記念して3日、都内でミニライブを行った。

 2人は1976年に一度は解散したが、84年に再結成。2014年5月には弟・菅原進(69)が大腸がんの手術を受けた。同年7月には兄・孝(73)が脳出血で倒れ、現在も左半身にまひが残る。互いの病気のため、なかなかコンサートを開くことができなかったが、今年3月25日にデビュー45周年公演を開催できるまでに回復。進は「3年たって復帰できるのは奇跡」と語った。

 ライブでは焼酎「いいちこ」のCM曲としても知られる代表曲の「また君に恋してる」など全4曲を熱唱。進は「30年前からCM曲として使われており、その記録をギネス申請中」だと言う。

 解散した時には「2人の不仲が原因」などと言われた。音楽関係者は「あの2人は性格や音楽性が全く違う。解散後、孝は大橋巨泉さんの事務所に所属してトークを勉強していたが、一方の進はずっと音楽だけでやっていこうとしていた。これだけではなく、いろんな場面で兄弟には方向性の違いがあった」と指摘する。

 だが2人とも大病を患ったせいか、最近になって兄弟の関係も変わってきたとか。「自叙伝には孝のリハビリについても書かれているが、これには実は『60~70代になってやっと兄弟になれた』という意味が含まれている」(同)

 発売された初のDVDについて進が「ライブの最中にした兄弟げんかのシーンが入っている」と打ち明けると、孝は「けんかって意見だから。俺は妹のように弟をかわいがっている。仲たがいもあるけど、殺すぐらい弟が好き。兄弟っていいもんだよ」と、独特の表現で“兄弟愛”を語った。