俳優・哀川翔(56)と次女の福地桃子(19)が30日、都内で行われたフランス映画「あしたは最高のはじまり」(9月9日公開)のスペシャルトークショーに、出席した。

 不思議な関係の親子が起こす笑いと感動の物語。5人の子供と3人の孫を持つ哀川は「人生は一度きりで、一生懸命生きることが大切だと教えられた。珍しく、2度見てしまった。多分、3回目も見ると思う」と作品にすっかり共感した様子。

 そんな哀川は自らの子育て術について「俺は 幼稚園児や小学生からはめちゃくちゃ好かれるよ。子供が遊んでいるところに親が入っていくよりかは、親が遊んでるところに子供を引き込むほうが喜ばれる。その方がいい親子関係ができる。子供に向上心を持たせるには憧れを持たせて引っ張るのがいい」と熱弁を振るった。

 さらに「しょうもないことでも会話すること。『何時に寝るの』『どこ行くの』とやり取りすれば、そこから会話のピンポンが始まる。あとはご飯を一緒に食べて笑っていれば平和な家族になる」と補足した。

 これに対し、娘の福地は「お父さんというより、子供に近い立場で接してくれる。そういうところが子供に好かれる。それと、うちは家族全員がお互いのスケジュールを把握している。お父さんは100点!」と感謝した。

 映画ではコワモテのイメージだが、プライベートでは生き物に優しい良きパパで、植物に水をあげるのが日課なのだとか。

 そんな、哀川は「この間、四つ葉のクローバーの種を買ってまいたら全部三つ葉だった。ショックだったがかわいがった。皆さんも買ってみて。三つ葉だとショックでしょ」とエピソードを披露して笑いをとった。