豆腐プロレス大成功!2冠JURINA「いろんな挑戦を受けたい」

2017年08月31日 11時00分

メーンで勝利してベルトを掲げるハリウッドJURINA

 AKB48グループのメンバーが女子高生プロレスラーに扮した、ドラマ「豆腐プロレス」(テレビ朝日系)のリアルイベント「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」が29日、“格闘技の聖地”東京・後楽園ホールで行われ、超満員の会場を興奮の渦に巻き込んだ。当初、特にプロレスファンからは「アイドルがプロレス?」と疑問視されていたが、ケガを恐れず次々と大技を繰り出すメンバーたちの勇姿は、周囲の予想をはるかに超えるものだった。

 ムーンサルトプレス、ダイビングセントーンなど難易度の高い大技から、各種関節技、ナックルパート、エルボー…トップアイドルたちの顔が苦痛にゆがむ。所狭しとリング上を縦横無尽に走り回り、殴る、蹴る。アイドルがプロレスラーに“変身”した瞬間だ。

 多種多様な技を華麗に見せつけたメンバー31人が参加した初のAKB豆腐プロレス興行は、第1試合から観客を魅了し、計7試合の大会は大盛況に終わった。

 会場のボルテージが最高潮に達したのは、メーンイベントの「WIPタッグ選手権 王座決定戦」だ。ドラマでの“因縁の対決”となったチェリー宮脇(HKT宮脇咲良=19)&ロングスピーチ横山(AKB横山由依=24)組と、ハリウッドJURINA(SKE松井珠理奈=20)&道頓堀白間(NMB白間美瑠=19)組のタッグマッチは21分42秒にも及ぶ激しい攻防を繰り広げた。

 最後はハリウッドJURINAがロングスピーチ横山を、今年の新日本プロレス「G1クライマックス」で優勝して頂点に立った内藤哲也(35)の得意技デスティーノで下した。

 初代WIPタッグ王者のベルトを巻いたハリウッドJURINAは、「逃げも隠れもしない。いつでも誰の挑戦でも受けてやる」と王者の貫禄。チェリー宮脇は涙を流しながら「悔しいです…。いつか絶対チャンピオンになってやります」とリベンジを誓った。試合後、報道陣の取材に応じたJURINAは「後楽園ホールには、リアルにプロレスを見に来ているので、生半可な気持ちではできなかった。プロレスファンの方が見た時に、ガッカリさせないような試合をしないといけない。プレッシャーを一番感じていました」と話した。

 本紙がプロレスの魅力や今後について聞くと、「見に行くのも試合をするのもどんどん好きになった。いろんな選手と試合してみたい。今日も試合を見て、この子と試合をしてみたいと思う選手もいた。違うハリウッドJURINAを見せられる自信があるので、とにかくいろんな挑戦を受けたい」と意欲を見せた。

 リングで涙を流した宮脇も「相手がベルトを巻く瞬間は本当に悔しかった。人前であまり泣きたくないタイプなので、ここまでガチ泣きしたのは初めてかもしれない。現実の世界でも負けを感じることが多いので、勝った達成感を味わいたいと心から思いました。今年一番の“神イベント”になったんじゃないかなっていう実感がある」と充実感をにじませた。

 ある関係者は「ドラマに出演したメンバー17人は昨年10月から、今回の興行のみ出演するメンバー14人は3月から、それぞれトレーニングに取り組んだ。ケガをする危険性がありますから、最初はひたすら受け身の練習を続ける必要もあった。3か月、4か月もずっと泣き続けながら必死にプロレスと向き合っていたメンバーも多かった。本当のプロレスファンから、今回のガチぶりに驚きの声が上がったのも当然です」と指摘する。

 アイドルにもかかわらず、全身にアザを作ることも日常茶飯事。トレーニング中にお互いに放ったエルボーをめぐり、メンバー同士で本気のケンカに発展してしまった事態もあったという。

「今後もAKB48グループのプロレス興行が検討されています。『アイドルがプロレスをやるなんて…』とAKBファン、プロレスファン双方から言われていましたが、今回の興行でそんな声も吹っ飛んだ。AKB48グループがプロレス界を盛り上げてくれる存在になるでしょう」(前同)

 試合終了後、リング上で全員が号泣し、ハリウッドJURINAはドラマでのシングル、興行でのタッグと2冠を獲得。しかし、直後に“JURINA1強”状態に不満を持つオクトパス須田(SKE須田亜香里=25)が乱入し、ベルトを奪い去り、会場は騒然となった。

 次回の予定はまだ発表されていないが、次を予感させるドンデン返しに、会場のファンのどよめきはいつまでも収まらなかった。

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