演歌歌手・藤原浩(57)が28日、東京・渋谷区のマウントレーニアホールで開いた歌手・岩出和也(46)とのジョイントライブで、右手中指を骨折していたことを明かした。

 2人ともキングレコード所属で、車好きという共通の趣味もあり意気投合。昨年に引き続き、2回目のジョイントライブとなった。

 藤原の右手中指には痛々しい白いテーピングが巻かれていた。1か月前の7月28日、仕事に行く途中に車のドアに指を挟んだといい「指の先の骨が潰れた」。あまりの激痛に「失神してしまった」とも告白。病院では「骨折」との診断が下り「自然治癒しかない」と言われたという。

 今でも「つめがはえてこない」そうで「自業自得」と頭をかいたが、「左手ではしを上手に使えるようになった」と前向きだ。

 デビュー24年の藤原と20年の岩出はジョイントライブで「ファイン ボイス ブラザーズ」という限定ユニットを結成。藤原は自身の楽曲「二十歳の祝い酒」、岩出も自身の「東京陽炎」などを熱唱し、デュエットを含めベテランらしい歌唱力で計22曲を歌い上げた。