花咲徳栄生徒出演CMに野球部メンバー登場ナシのなぜ

2017年08月25日 16時30分

花咲徳栄の生徒たちが登場するカロリーメイトのCM

 第99回全国高校野球選手権大会で埼玉県勢初の夏の甲子園優勝を成し遂げた花咲徳栄(埼玉)が、CMでも話題になっている。

 WebCM、ユーチューブの大塚製薬公式チャンネルで公開中の「カロリーメイト」の「ニコイチメイトキャンペーンサイト」の動画がそれだ。高校の校舎内で高校生たちがカロリーメイトの箱に様々な言葉を書き込み、学校生活や部活動などで躍動する。

 そこに登場するのが花咲徳栄高校とその生徒たちだったことから、ネット上では「甲子園優勝にピッタリ合ったタイムリーなCM」などと話題になっているのだ。

 甲子園優勝を果たしたのは23日だが、このWebCMが公開されたのは16日。同校側がホームページで「本校生が出演した大塚製薬カロリーメイトWebCMが公開されました」とPRしたのは22日だった。

 ただ、サッカーや水泳、バスケット、軽音楽、チアリーディングなど、様々な同校の部活動の部員や生徒が登場するのに、野球部のメンバーは出演しておらず、野球部の応援をする場面もない。

 広告代理店関係者によると「高野連の規定で、選手や部員は特定の企業のPRに加担してはいけない、映像や音声をCMに使用してはならない――などの決まりがあるため」だという。

 大塚製薬はこのCM動画の経緯について「カロリーメイトに応援メッセージを書いて贈り合うキャンペーンムービーとして撮影させていただきましたが、リアルな学校生活の写真をつなげたムービーを作りたかったため、スポーツや教育、学校行事に熱心な花咲徳栄高校さんにご協力いただきました」と説明。

 野球部の全国制覇については「撮影の際、校内で、生徒さんやご家族が野球部への応援メッセージを書かれたボード(CMには含まれない)を拝見し、みんなで野球部を応援する熱量を感じていました。本当に優勝おめでとうございます」と祝福している。