秋元康氏「原点回帰」で劇団旗揚げ AKB48も「初めは劇団をやろうと」

2017年08月23日 14時58分

旗揚げ会見を行った「$4・50」

 アイドルグループ「AKB48」などの秋元康氏(59)プロデュースによる劇団「$4・50(4ドル50セント)」の旗揚げ記者会見が23日、東京・港区の草月ホールで行われた。

 秋元氏とエイベックスグループの松浦勝人社長(52)が「劇団プロデュース」でタッグを組んだ。劇団名「$4・50」は、27歳の若さで死去した米国の女性ロックシンガー、ジャニス・ジョプリンさんが死に際に握りしめていたとされる4ドル50セントから取られた。

 制作陣には秋元氏を始め「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎氏など、日本の気鋭たちが揃う。現状では劇団員31人がオーディションで選出されている。

 秋元氏は「昔、ジャニス・ジョプリンをよく聴いていたんです。握りしめた4ドル50セントは釣り銭だったそうだが、何か違うものを握りしめたかったんだろうなと思っていた。若き劇団員たちが『握りしめる未来』と考えた時、この劇団名が思い浮かびました」と命名の理由を明かした。

 最近の秋元氏はアイドルグループプロデュースのイメージが強いが「AKBを作った時も、初めは劇団をやろうと思っていた。その原点に返った感じ。泥くさく、汗にまみれたものが作れたらいいなと思っています」。

 囲み取材には、劇団リーダーの岡田帆乃佳(20)や國守桜(18)が登場。國守は「初めてでしたが、緊張はあまりしていませんでした。稽古でやったことが出せたかなと思います」。岡田は「こんなにカメラのフラッシュがあるなんて、夢みたいです!」と初々しさを見せつつも「ド素人なりに人の心を動かせるように稽古したい。日本一の劇団になりたいです」と意気込んだ。

 11月にスパイラルホールでプレ公演、来年2月に紀伊國屋ホールで旗揚げ本公演を行う予定。