独立闘争のキーマン ローラ“兄貴分”の素性

2017年08月24日 11時00分

ローラは移籍の意向だが…

 人気タレントのローラ(27)が所属事務所とトラブルに陥り、移籍の意向を抱くに至った問題で、ローラが代理人弁護士を立てて、事務所側にマネジメント契約の破棄に向けた協議を求める内容証明郵便を送付したことがわかった。本紙が報じて明るみに出た独立・移籍騒動は、ついに本人の意思表明に発展。そのローラは独立後“兄貴分”と慕う元マネジャーA氏(36)との仕事を切望しているという。

 一連の騒動の発端はローラが6月16、17日にかけてツイッターで「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない」などと意味深なつぶやきを連発したことだった。

「黒い心を持った人」とは所属事務所社長とされ、タレントが公の場で事務所に反旗を翻すという異例の事態に発展。同月22日発売の週刊文春は、ローラと事務所の間に金銭トラブルが起きたと伝えた。だが、両者の溝はそれ以上に深かった。

 本紙は7月11日付紙面で、ローラが極秘に他事務所への移籍工作を進めていると報道。さらに、今月10日付では「ローラの独立への思いは揺らぎそうにない」「それこそ法廷闘争に持ち込んででも、その意志を貫くつもりのようだ」との関係者談を報じた。

 一連の騒動がくすぶる中、23日発売の文春によると、ローラがすでに代理人弁護士を立て、契約破棄を念頭に置いた事前協議を20日に事務所に申し入れたという。一連の騒動でローラが具体的な行動を起こしたのは初めてだ。ローラが破棄を求めるほど、そのマネジメント契約形態は異常だという。

 芸能人と事務所の契約期間は1~2年が相場で、迎えた満期で両者の意思を確認し、更新されるケースがほとんど。だが、ローラの契約期間は2010年7月1日~20年6月末日の満10年にも及び、自動更新が基本。これが“20年の奴隷契約”と物議を醸している。

 これでローラが事務所からの独立を切望していることは確かであることが改めて分かったが、今後、協議や裁判などを経て、めでたく決別した後は何がしたいのか。ローラの知人は本紙にこう語った。

「芸能活動は継続したいそうで、またA氏にマネジャーを務めてもらいたいと考えているようだ」

 まず、バングラデシュ人の父を持つローラが“東京の父”と慕っていた事務所の幹部が退社したのが13年10月。その後、本格的なマネジャーとなったのがA氏だった。

「ローラは実父が14年7月に詐欺容疑で逮捕された当時、A氏に献身的に支えられた。事件後も二人三脚で歩み、苦楽を共にした。ローラにとって9歳年上のA氏は“兄貴的”存在だった。そこまで知られていないが、ローラは双子で、仲が良い兄がいる。つまり公私双方で“兄”を慕っていたのです」(関係者)

 だが、ローラは仕事上の“兄貴”とは別れざるを得なかった。A氏はローラを成長させた手腕を買われ、15年4月1日、事務所の取締役に出世。だが、社長と反りが合わなかったのか、1年もたたない昨年2月15日に退社している。

「A氏は現在、芸能界から一線を画した仕事を本業にしていて、戻る意思はないようだ。かたや、現在の事務所には、ローラが信頼しているスタッフは皆無と言っていい。独立できたとしても、その後の活動を支えるマネジャーが見当たらないのが現状。事態は混沌としている」(前出知人)

 ローラはいまだにA氏に“恋々”としているようだ。

 本紙は22日夜、「ローラさんがまたマネジャーを務めてほしい意向を持っているようだが?」などとA氏に直撃取材したが「すみません。お話はできません」と丁重に回答を拒否された。

 ローラの意思表明で次の段階に突入した騒動。契約無効の主張に事務所側が応じるか、はたまた裁判沙汰に発展するか。