タレントのIMALU(27)が23日、NHK総合「あさイチ」に出演し、「明石家さんまと大竹しのぶの離婚問題」について語った。

 この日のテーマは「離婚×子育て」の第2弾「親の離婚 こどもの本音」。IMALUと俳優でタレントのユージ(29=5歳の時に両親が離婚)がコメンテーターとして参加した。

 IMALUはお笑いタレントの明石家さんま(62)と女優の大竹しのぶ(60)の長女として1989年に誕生。2歳の時に両親が離婚し、親権を持つ大竹と暮らした。離婚の理由を聞くことはなかったが「テレビなどで知った。でも、本当の理由は分からない」と話した。離婚の話をするようになったのは20歳を過ぎてからで「大人と大人の会話ができるようになってから」だという。

 幼いころ、IMALUがイヤだったのは幼稚園の行事だった。
「父の日にお父さんの絵を描くんですけど、誰を描けばいいんだろう? 私のお父さんは別れた父(さんま)だけど、当時、母は新しい男性と暮らしていたんです(演出家の野田秀樹氏と事実婚状態)。家に帰って、描いたものを見せなければいけないので、“新しいお父さん”を描きました」と幼いながらも空気を読んだエピソードを明かした。

 両親の離婚が自身の結婚観に影響があるかの問いには「夫婦がお互いに仕事をしていて、うまくいくのだろうかと考えます。私は絶対に離婚したくない」と答えた。ただ「(別れずに)我慢することでみんなが悪い方向に行くのなら、別れて新しい道を選ぶのもいい」と離婚に一定の理解を示した。

 なお、養育費について大竹は「全然払ってくれなかった」とこぼしていたとか。ただ、さんまは「払った」と主張しているそうで「どっちが本当なのか分からない」と笑った。