公開1か月で興行収入33億円を突破した実写映画「銀魂」(福田雄一監督)の夏休み特別イベントが18日、都内で行われ、主要キャストの少年時代を演じた子役3人が舞台あいさつを行った。

 主役・小栗旬(34)の少年時代を演じた田中悠太(11)は「出演が決まった時は信じられなかった。友達に『すごいね』と言われた。小栗さんは目標の俳優。現場ですれ違ったけど、残念ながら話はできなかった。オーラがあって、やっぱりかっこいい」と語った。

 また、ジャニーズの人気デュオ「KinKi Kids」堂本剛(38)の少年時代を演じた大西統眞(12)は「出演が決まってお母さんがガッツポーズした。僕は将来、堂本さんみたいに存在感のある役者になりたい」と堂本を持ち上げた。

 さらに岡田将生(28)の少年時代を演じた萩原壮志(10)も「原作のファンで、映画は3回見た。岡田さんは存在感がすごい。憧れている」と岡田を絶賛した。

 3人とも女の子かと思ってしまうほど端正な顔立ちで、場内からはしきりに声援が上がる。現場では制作側の求めに応じてすぐに感情をつくり、泣いて見せるなど大人顔負けの演技力を披露したという。

 イベントでも劇中のシーンを生で再現。その演技力はいずれも“本家”に勝るとも劣らないものだった。