東国原氏 政治家転身のきっかけは淫行騒動「お笑いの道は終わった」

2017年08月18日 01時54分

東国原英夫氏

 元宮崎県知事の東国原英夫氏(59)が17日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」に出演し、1998年に起きた淫行騒動の一部始終を明かし、政治家転身のきっかけだったと告白した。

 東国原氏は1982年、たけし軍団のそのまんま東としてデビュー。90年には人気女優・かとうかず子(59)と結婚するなど順風満帆だった。それを一変させたのは98年10月の淫行騒動だった。

 東国原氏は「渋谷の風俗店で接客した女性が未成年だったことを知らずにサービスを受けた」が、未成年を働かせているとして警察の捜査が入ることになった。

 店の違法行為を証明するため警察から「サービスした誰か有名な人はいますか」と聞かれた女性が口にしたのは「そのまんま東さんです」だった。

「未成年風俗嬢が実際に接客していたことを証言できる人」ということで、警察が東国原氏のもとに来て「店を摘発したいので協力してくれませんか。20歳を表記されていたのはパンフレットで分かっているから、あなたが知らなかったことは分かっています」と説明したという。

「摘発のために協力してください。これは任意で、強制ではありません。そのまんま東さんは有名人ですから、裏で協力していただいたことが警察からマスコミに漏れることは絶対にありませんから、安心して協力してください」という警察の言葉を信じた東国原氏は捜査協力として事情聴取に応じた。

 風俗店でのサービス、コースなど詳細を根掘り葉掘り聞かれたという東国原氏。華原朋美(43)から「ちなみにどんなコース?」と聞かれ「電車内痴漢コース」だったと答え、プレーの内容を詳細に再現し、現場検証として店舗まで一緒に行き写真撮影したことを告白した。

 数週間後、近所のそば店で食事しているときに、店内のテレビで違法風俗店摘発のニュースが流れた。東国原氏は「自分の協力で摘発できたと気持ちよかった」と誇らしげだったが、直後に「なお、そこに出入りしていた美人女優を妻に持つ、お笑いT軍団のそのまんまH」と報じられあぜん。「オレは捜査協力者だから、名前をそのまま出せないし、顔写真も犯人じゃないからそのまま出せない。目のところにラインが引かれていた」(東国原氏)が世間にはバレバレだった。

 外部に漏れないと聞かされていたにもかかわらず「未成年風俗嬢と淫行した」と大々的に報道され、生活は一変した。電車の中づりには週刊誌の「淫行」の文字が躍り、それが子供や保護者の目に入るのが「何よりもつらかった」と打ち明けた。学校から帰ってきた子供に「パパ、淫行って何?」と聞かれた東国原氏は「(電車つながりだから)急行よりちょっと早いやつ」と答えたという。「それを見た奥さんからメロンを投げつけられた」とも振り返った。

 5か月の自主謹慎期間中は子供の学校の送り迎え、参観日、学校行事に参加。横断歩道で旗を持って誘導していると「お母さんから、うわぁ、あんた淫行したじゃん。触らせたくないみたいな感じで避けられた」こともあったとか。

 仕事にも影響し、復帰後に女性との対談を断られたケースがあった。芸能界では実力派俳優やピン芸人の淫行騒動が続くが、東国原氏はその経験から「しゃべらなきゃいけないバラエティーより役者さんのほうが復帰しやすい」と持論を述べた。

 MCのネプチューン・名倉潤(48)から「それがなかったら(かとうと離婚せず)家庭は続いていたでしょ?」と聞かれた東国原氏は「宮崎県知事選に出るということで離婚したわけだから」と言いながらも「関係なくはないかな」と影響があったことを認めた。さらに「お笑いの道は終わったなと感じた。それで政治の道に向かった」と政治家転身のきっかけになったと打ち明けた。