12日にスタートするテレビ朝日系オーディション番組「ラストアイドル」(土曜深夜0時5分、初回放送のみ0時35分)の初回収録が6日、都内の同局で行われ、新アイドルグループの候補生7人がお披露目された。

 AKB48などを手掛ける秋元康氏(59)が総合プロデュースする同グループ。番組では毎週、挑戦者が候補生1人を指名し、歌やダンスなどのパフォーマンスで対決。審査員4人のうち毎週1人がその対決を審査し、敗れた場合はメンバーが入れ替わりとなる。最終的に残った7人が年内デビューする予定だ。

「プロアマ問わず兼任可能」という前代未聞の応募条件で、4932人の応募者から選ばれた7人の候補者。2013年のAKB48グループのドラフト候補生だった間島和奏(まじま・わかな=17)さんは「AKB48さんのドラフト候補生として、アイドルという夢の一歩手前まで近づいたのですが、今回の『ラストアイドル』でその夢をつかみきりたい」と意気込んだ。

 サンミュージック所属のタレント、安田愛里(やすだ・あいり=18)は「アイドルとして、歌ったり踊ったりする経験がないのですが、憧れてもらえるアイドルになれるように最後まで頑張ります」と力を込めた。

 今後の番組を盛り上げる鍵は、どんな挑戦者が現れるかだろう。テレビ誌関係者は「所属事務所の許可があれば、他のグループとの兼任。有名グループ、例えばAKB48グループのメンバーでも応募できる。実際、すでに姉妹グループを含めた48グループの何人かのメンバーが『挑戦者として出演したい!』と意思表示しているみたいですよ。知名度のないメンバーはそれこそプライドとアイドル生命をかけて挑むはず」と明かす。

 新たな挑戦者も18日まで募集される。有名グループのアイドルがガチのバトルを繰り広げれば、盛り上がりを見せることは間違いだろう。