新海監督の娘・新津ちせ 7歳と思えぬ“賢さ”で観客魅了

2017年08月02日 20時04分

新津ちせ

 大ヒットアニメ映画「君の名は。」で知られる新海誠監督(44)の娘で天才子役の新津ちせ(7)が2日、都内で行われた映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」(26日公開)のジャパンプレミアに出席した。

 この日は来日中の原作者、ジェームズ・ボーエン氏(38)と主演猫のボブが出席。猫耳のカチューシャにしっぽをつけて登場した新津は花束を持って訪れ、ボブに勝るとも劣らぬかわいらしさで観客の目をくぎ付けにした。

「この映画はとても温かい、いいお話です。いろんな人が見てくださったらいいなと思います。映画の中のボブはふわふわして、目がキラキラしていて賢かったです。音楽を聴いても逃げないんだなと思いました」

 ボブも賢いが、新津もとても7歳とは思えない賢さだ。

 ボーエン氏から「ロンドンにいる時、ボブはよく僕の肩に乗っている」と教えられると「へえ」と子供らしい素直な反応を見せた。その一方で、ボブについて書かれた3冊目の本を「英語だけど、ボブの写真もあるので楽しんで」とプレゼントされると「私は今、英語を勉強しているので、頑張って英語で読みたいと思います」と超優等生コメントで、観客を驚かせた。

 新津は最初、ボブが怖かったのか、足が震えて緊張している様子だったが、慣れてくると次第に本領を発揮。「日本の食べ物はおすしと和菓子がおいしいので食べてみてください。場所だと代々木公園の噴水が高く上がったり低くなったりして飽きないから、ボブたちにも気に入ってほしいです」と観光ガイドを買って出るなど、ものおじせずにハキハキとしゃべって、父譲りの才能の片鱗をのぞかせた。

 ボーエン氏も「おすしはボブもきっと気に入ると思う」と新津のガイドに感謝した。

 作品はドラッグに溺れてホームレス生活を送っていたストリートミュージシャンのボーエン氏とボブの出会いを描いた実話。“奇跡の猫”のおかげで見事に更生し、著書「ボブという名のストリート・キャット」は続編を含めて、世界中で1000万部を超える大ベストセラーとなった。映画化された本作にはボーエン氏とボブも出演している。

 ところでボブはイベント中、ずっとボーエン氏にえさをねだっていた。「おなかが減っているみたい。はるばるロンドンから来たので勘弁して。でも、ちょっと欲が過ぎないか」とボーエン氏は苦笑い。クリームチーズが大好物で、撮影中はボブのご機嫌を取るため、スタッフ全員がポケットに忍ばせていたという。