俳優で歌手の星野源(36)らが31日、都内で行われたWOWOWドラマ「プラージュ~訳ありばかりのシェアハウス~」(8月12日スタート、毎週土曜午後10時=全5話)の完成披露試写会に出席した。

 前科者ばかりが集まるシェアハウスで起こるドタバタ劇で、昨年の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で共演した石田ゆり子(47)も出演。ミュージシャン仲間のスガシカオ(50)は俳優初挑戦となる。

 星野は「最近、罪と思いつつやめられないのは、締め切りを守らないこと。今年の目標は無理をしないことだが、締め切りは守らないことを見越してある程度、余裕を持って設定されているのがわかる年頃になってきた。大丈夫っしょと執筆や作曲を3~4日伸ばしてしまう。怒らせない程度に、かわいげのある範囲で楽をしている」と“罪”を告白した。

 その後は、石田が「スガさんが初めて芝居をしています。すてきなんです。『カメラの位置や数によって芝居を変えたほうがいいんですか』と聞かれましたが、私はそんな器用なことはできませんと答えました」などと、スガいじりを始めた。

 すると中村ゆり(35)も「スガさんの俳優デビュー作ですから見逃せません」とやり、星野も「スガさんはすごいすてきです」と持ち上げた。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)のテーマ曲で、すっかり硬いイメージが定着したスガだが、この日は顔を真っ赤にして恥ずかしがり「もうやめて! 細かい質問してすみませんでした」と苦笑い。

 続けて「役者に初挑戦し、右も左もわからず始まった。源ちゃんにはセリフの覚え方、ゆり子さんには振り向き方を教えてもらった。リハを見ながら演技を勉強して、何とかご迷惑をおかけしないようにやったつもりだが、怖くてまだ試写を見ることができない」と打ち明けた。そして「源ちゃんはすごく脱いでいます。源ちゃんの裸を見ました!」と必死の抵抗を試みる。

 しかし“隠れエロキャラ”で知られる“視聴率男”の星野は慌てるでもなく「僕は役者ではよく脱がされるんです。でも、この扱いの違い。なぜ僕は手放しで脱がされるのかなあ」などと自虐的に話して笑いを誘った。