のんに見る事務所独立の大きなデメリット

2017年07月22日 16時00分

のん

 ジャニーズの山下智久(32)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「コード・ブルー—ドクターヘリ緊急救命—THE THIRD SEASON」が、初回の平均視聴率16・3%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と好発進した。

 4月クールの「貴族探偵」が低視聴率に終わったことで、月9ドラマも瀕死の状態といわれていただけに、フジテレビを救う視聴率になっただろう。一方で、この高い数字によって、のん(旧名・能年玲奈)が復帰できる場がさらに狭まることになったことは間違いない。

 主演・山下の相手となるヒロインはガッキーこと新垣結衣(29)。昨年、ヒロインとして出演した連ドラ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)に続いてのヒットだ。「この『逃げ恥』のヒットで、TBSは続編はもちろんのこと、最低でも特別ドラマは作りたいとすでに打診をしています。当然、新垣の事務所の機嫌は損ねたくないですからね。その事務所ともめて退社した後、能年も最近ではちょこちょこイベントなどにも出始めましたけど、ウチの局ではそのイベントを流すことすらできないですよね」とはある制作会社関係者。

 このご時世、事務所から「誰を使うな」という指令を出しているなんてことは決してない。「今どき強硬という印象を持たれているジャニーズだって、そういうことは直接言ってきません。そんなことが分かれば、ネットで事務所ごと叩かれちゃうわけですからね。こういうときは、おおよそ局の上層部の判断です」(別のテレビ局関係者)。局の事情を鑑みた“忖度”だという。

 TBSがこの状況だ。月9の救世主ともなるであろう今回のシーズン3は、のんにとっていい風は吹かないだろう。「今回の『コード・ブルー』シリーズでも新垣は欠かせない役どころとなっていますが、新垣はこの『コード・ブルー』シリーズだと、二つ返事でOKが出る。それほど出演している役者をはじめ、スタッフを含めてチーム『コード・ブルー』が居心地がいいのでしょう。新垣にとってそれくらい大事なドラマですし、これほどの視聴率が出るんですから、フジテレビだって、今以上に事務所のご機嫌を損ねるわけにはいかないでしょうね」とは前出の制作会社関係者。

 芸能人の事務所からの独立などが取りざたされるケースが増えてきているが、やはり厳しいものには違いない。