船越英一郎(56)と松居一代(60)夫妻の“泥沼離婚劇場”は、ネットを駆使し暴走する妻に対し、夫は貝状態になっている。そんな船越は2006年、“いい夫婦”でいるための秘訣を報道陣に力説していた。

 船越との不倫疑惑を松居に指摘された作家・大宮エリー氏(41)の所属事務所は16日、公式サイトで「事実誤認甚だしく、大変迷惑な話しです、と一言だけ発表させて頂きます」と否定。松居は17日にツイッターを更新し、「事実誤認甚だしいと、主張していらっしゃいますが どこの何が、事実誤認なのか、お教え頂きたい」と反論した。

 松居と船越にも仲むつまじい時代があった。06年11月には「パートナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、授与式にはツーショットで登壇。報道陣に「夫婦の危機はなかった?」と聞かれると、松居は「そんなの全くありませんね。ケンカしたのを乗り越えたとき、また絆が強くなりますんでね」。船越も「僕らのはホントにささいな夫婦ゲンカ。お互い思いやりが過ぎるゆえのケンカが多いからじゃないですかね」とフォローした。

“いい夫婦”でいられる秘訣について船越は「お互いのいいところを見つけ合ってほめ合うことが大事じゃないかなと思いますね。(中略)やはり声に出して相手に伝え合うってことが一番すてきなことなのかなと僕は思いますね」と答えた。そのうえ「一応僕が地方へ出たときには、スケジュールを家内にファクスしますんで。とにかく離れてるわけですから、家内が安心してくれる材料を提供するのも務めじゃないかなと思います」とも説明した。

 当時、“2時間ドラマの帝王”と言われ地方ロケの多かった船越は、頻繁に松居に電話していたとか。その回数は「朝昼晩、晩、晩。離れてる時は、1日5~6回」。松居によると、入籍した日に「やっと夫婦になれて、命ある限り生きてくわけだから、お互い一番優しい声で話をしよう」と2人で決めたという。

 そんな松居が11年たった今、サスペンスドラマのような恐ろしい声で自分を罵倒しまくるとは…。船越も思いも寄らなかったに違いない。