フィリピン出身の歌手・Beverly(ビバリー=23)が6日、「レコチョク上半期ランキング2017 新人アーティストランキング1位」を獲得したことを記念して行われた授賞式に出席した。

 今年を代表する大型新人に、一つの“勲章”が加わった。他の新人を抑えて1位に輝いた。昨年5月に来日し、日本語の勉強を続けているBeverlyは「とってもうれしいです。とっても光栄です」と流ちょうな日本語で喜びを表現した。

 Beverlyの名前が一躍、日本中にとどろいたのは、「I need your love」が先日最終回を迎えたフジテレビ系ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の主題歌となったからだ。決定に至った経緯はまさに“シンデレラストーリー”で、同ドラマの主演・小栗旬(34)が以前カフェで偶然Beverlyの歌を聞き、それにほれ込んでドラマのプロデューサーに推薦したというものだ。授賞式でも同曲を熱唱したBeverlyは「(小栗は)とっても格好良くて、とっても優しいです。いつも『頑張ってください』と言ってくれます」と話した。

 この日は七夕の前日とあって、「ワールドツアーができますように」と短冊に願い事を書いた。「歌手になりたいという夢はかないました。もっともっとレベルアップして、いろんなところで歌いたいと思います。もちろんフィリピンにもツアーで行きたいと思いますし、ニューヨークも行きたいです」と目標を掲げた。

 5月にリリースしたアルバム「AWESOME」も絶好調。全12曲の収録曲のうち7曲がドラマやCMのタイアップソングとして使われている。まだまだBeverlyの快進撃は始まったばかりだ。