俳優・勝地涼(30)、女優・広瀬アリス(22)、芸人・山里亮太(40)、参院議員・アントニオ猪木氏(74)らが3日、東京・両国国技館で行われた映画「パワーレンジャー」(15日公開)のジャパンプレミアに登場した。

 日本の戦隊ヒーローから着想を得て作られた米国のテレビドラマシリーズが、製作費120億円をかけて映画化。すでに世界87か国で公開されており、勝地らは日本語吹き替えを担当している。

 山里は投げキッスを連発してハリウッドスターを気取ると「ハリウッドデビューした! 綾部より(早く)ハリウッドデビューするとは思っていなかった」と、米国に拠点を移した「ピース」綾部祐二(39)を超えたことに胸を張った。

 だが、映画のスペシャルアンバサダーを務める猪木氏から「パワーレンジャーだから5人分(のビンタ)」と闘魂注入を予告され、ビビリまくり。そのまま強烈なビンタを1発食らい、ステージにぶっ倒れた山里は「パワーが入りすぎて(ダメージが)腰にきている」とうめいた。

“お家騒動”の渦中にある猪木氏は「元気ですか!」といつものように威勢がよさそうに見えたが「(元気があれば)何でもできますかね」とポツリ。「レッドカーペットだけにレッドカードをもらわないように。すぐ暴言を吐いてしまうので」と苦笑いする場面もあった。

 主人公レッドレンジャーを演じるデイカー・モンゴメリー(22)らも来日して、イベントに登場した。