歌手でプロレスラーのゴージャス松野(56)と事実婚状態の演歌歌手・田代純子(年齢非公表)が先月、デビュー35周年記念シングル「おとこ船」をリリースした。想定を超える人気となっており、プロデューサーを務めた松野もうれしい悲鳴をあげている。

 昨年5月に松野が歌手生活15周年記念シングル「おまえのバラード」をリリースしたのに続いて、今年は“妻”の田代が松野のプロデュースで「おとこ船」を発売。先日は地元・福島でデビュー35周年記念ディナーショーを開催した。

 松野は「チケットは完売です。当日もお客様がいらしてくれたので、急きょ席を増やしたほどでした。35年やってきた田代の歴史を感じました。私も去年、同じ時期に福島でディナーショーをしたのですが、その時よりも今年の方がお客さんは多かったです」と笑顔。

 CDもリリースしたばかりでまだハッキリとした売上枚数は出ていないが松野は「去年の自分のCDより売れています。歌手としては悔しい気持ちはありますが、プロデューサーとしてうれしいです」。

 こんな松野のもとには地元東北を中心に「キャンペーンに来てほしい」というオファーが予想以上に届いている。

「特に週末にはどんどんスケジュールが入っています。忙しいですがありがたい限りです」(松野)

 歌手のプロデュースは今回初めての松野だが、かつては東宝芸能のマネジャーとして、数々の人や作品をプロデュースしてきた。

「昔取ったきねづかで、裏方としてもうひと花咲かせたいと思っています。みんなに冗談だと思われていることは承知の上ですが、大みそかも狙っています」と力強く宣言した。