世界中に存在する古代遺跡の中からは、まれに宇宙人が実在したのではないかと思わせるような、高度な技術で加工された遺物や奇妙なミイラなどが発見される。

 紹介するのはペルー・ナスカの遺跡から出土した謎のミイラだ。

 全体が白く硬化しており、膝を抱えて座り込んでいるような姿勢を保っているが、このミイラには人間とは違う点がいくつか存在している。

 後頭部が大きく、頭髪などが確認できない。特に異常なのはその手で、よく見ると指が3本しかないのだ。大きな目は閉じられており、どうやらつり目であったことが想像できる。

 このミイラは1997年5月にX線検査にかけられており、その結果、人間に近い骨などの構造が確認でき、わざと指を欠くなどの工作が施された証拠も確認できなかったため、「本物のエイリアンのミイラなのではないか?」と考えられているのだ。

 以前、「アトラス」(http://mnsatlas.com/)でペルーで出土したエイリアンの死体と手のミイラについて報告したのを覚えているだろうか。このとき発見されたミイラは非常に小柄なエイリアンのもの2体と、大きく長い3本指の手のミイラなどであった。そして、後にX線検査で鑑定した結果、実際に内部に骨があり、実際に何らかの生命体の手ではないかとする可能性が出てきたのだ。

 このミイラたちと、今回紹介したミイラは非常に姿が似ているため、近縁種なのではないかとする仮説も出てきているという。

 今回のミイラはさらにDNA鑑定を行なう予定であるとのこと。ペルーの宇宙人ミイラの真実は近いうちに明らかになるのだろうか?

【関連動画】Potential Alien Body Unearthed In Nazca, Peru. A Species Unlike Anything Found In The Fossil Record?
https://youtu.be/GT9EBpJBuVg

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS