
演歌歌手・田川寿美(41)が27日、東京・台東区の新仲見世商店街を練り歩き、浅草寺で新曲「心化粧」のヒット祈願を行った。
田川のお面をつけた女性スタッフとともに歩いた田川は「ハローとかビューティフルなどの声をかけられた。外国人の方に演歌を聞いてもらえて、異文化交流ができたかな」と笑顔を見せた。
新曲は「メジャー調の演歌」というように、ノリのいい明るい曲調。「誰もが口ずさめて手拍子ができる。歌手生活26年目にすてきな曲をもらったと思う」と自信をのぞかせる。独り身の女性の心を歌う歌詞で、自身も4歳の子を持つシングルマザー。「育児や仕事に頑張っている女性が、口には出せないけどというときに歌ってほしい」と話した。
この曲をヒットさせて目指すところは15年ぶりの紅白だ。「久々に出場できるように、この曲を大切に育てていきたい。それがお世話になった人への恩返しにもなりますから」と意欲を見せた。