乳がん闘病を公表していたフリーアナウンサー・小林麻央さんが死去したことが23日わかった。34歳だった。

 麻央さんは乳がん闘病中。20日を最後にブログが更新されず、歌舞伎俳優で夫の市川海老蔵(39)が「まおは日々 病と戦っています」「よくなってほしい、、」とつづったことから、麻央さんの体調が案じられていたが、帰らぬ人となった。

 昨年6月9日、麻央さんが進行性のがんを患っていると報道されたことを受け、海老蔵が都内で緊急会見を開き2014年10月に判明した「乳がん」であることを初めて公にした。

 麻央さんは開設したブログで、病状や体調、家族との日常生活などを伝え続けてきた。昨年10月には「ステージ4だって治したいです!!!」と自身のステージが4だと明かし、「5年後も10年後も生きたいのだーっ」とつづり、同12月に放射線治療を終えると「安堵しています」と率直な気持ちをつづった。

 4月になり「ここずっと一日中横になっている毎日でした」「10日前まで普通に歩けたのに、10歩歩くのもやっとになってしまうのだから」などと体調が思わしくないことを報告後に入院。同月22日に「具合悪いほど家族と離れたくない気持ちが増して家で回復させたかったのですが、今は、自分の力では難しいので、医療の恩恵を受けて、元気になりたいと思います」と入院の理由を述べた。先月末には退院をブログで報告し、家族に囲まれながら在宅医療を受けていた。