EXILEのボーカル・TAKAHIRO(32)が出演する舞台「MOJO(モジョ)」(東京・品川プリンスホテル クラブeX、23日~7月14日)の公開ゲネプロが22日、同所で行われた。舞台は初挑戦、初主演となるTAKAHIROだが、開幕を前にリラックスした様子で意気込んだ。

「MOJO」は英国の演劇界で最高栄誉とされるオリヴィエ賞最優秀新作コメディー賞に輝いた舞台で、日本では初上演となる。TAKAHIROのほか、波岡一喜(38)、木村了(28)、尾上寛之(31)、味方良介(24)、横田龍儀(22)が出演。座長として、男ばかりのチームを引っ張っていくTAKAHIROは「最初はプレッシャーを感じたのですが、主演として肩ヒジを張らずに、みんなの和というかチーム感を大事にしながら、引っ張っていけたらいいなと思います」。

 ステージは円形で、そこから一段下に客席が配置されていることから、客は下から見上げる形となる。TAKAHIROは「皆さん(客)の視線がちょうど僕らのここ(に来る)」と下半身を指さした上で、「30公演あるんですけど、下半身のポテンシャルにも注目してもらいたい」と連日の稽古で鍛え上げた下半身への注目を促した。

 波岡から「初めての舞台とは思えない」、木村から「お芝居もセンスの塊」などと共演者から大絶賛されたTAKAHIROは笑顔で「(共演者の)皆さんが人としてすごいいい人ばかりなので、(意気投合して)楽屋がうるさいです。EXILEとはまた違うチームワークなんですけど、負けないくらいMOJOもチームワークがあります。稽古をしてきて、僕らが答えだと思っているのがどう伝わるのか、すごく楽しみです」と話した。