俳優・高橋英樹(73)が21日、都内で行われた映画「ジーサンズ はじめての強盗」(24日公開)のイベントにゲストとして登場。将来の“ムコ殿”を紹介されていたことを明かした。

 一人娘でフリーアナウンサーの高橋真麻(35)は、一般男性とオープンに交際中。高橋はその男性と「会っている」と明言。かねて結婚願望を持っている娘について「(入籍の日取りを)妄想するみたい。暦を見て、大安、吉日、この日だと妄想している」と苦笑いだ。

 ただ、父親としては冷静に見守っているそうで「結婚相手かどうかは別。(その男性と)友達としてお付き合いしているのか、そこから先は分からない。本人(真麻)は“仕事をする”と言っている」と語った。

 真麻はテレビ番組などで交際についてあっけらかんと話し、そのため反省することも多い。その背景には高橋家の“隠しごとをしない”という方針があるという。「(自宅にいても)トイレ行くねとか、台所行くねと報告し合うようになっている。隠しごとをしないようにしているから(真麻は自身の交際を)隠せばいいのにしゃべっている」と分析。「我々(夫婦)の育て方が間違ったかな」と頭をかいた。

 とはいえ、やはり「娘が幸せになってくれるのが一番」。続けて「隠しごとはできない。(入籍が決まれば)すぐにお伝えする」とした。

 この日は濃紺の和装姿を披露。古希を過ぎても元気で肌ツヤがいい。健康の秘訣について「クヨクヨしない。よく寝ること、よく食べること。人生をどれだけ楽しめるか。仕事にしても何にしても、イヤだなと思ったことがない。与えられているモノは最良のモノと考えるようにしている」と力説した。

 芸歴56年。約100本の映画、2000本超のドラマに出演してきた。芸能界を生き抜いてきた“ジーサン”の言葉には、深みがある。

 映画は、米俳優モーガン・フリーマン(80)らアカデミー賞受賞者3人が銀行強盗を演じるコメディーで、超ベテランスターの熱演に、高橋は「まだまだ頑張っていかなきゃいけない」と刺激を受けた。