俳優の三宅裕司(66)が座長を務める「熱海五郎一座」が1日、東京・中央区の新橋演舞場で舞台「消えた目撃者と悩ましい遺産」のゲネプロを行った。

 同劇場で4度目の公演となる今回は女優の藤原紀香(45)をスペシャルゲストに迎えた。赤のドレス姿で登場した紀香は「このメンバーに入れていただけるのは本当に幸せなこと。私にとっては至極の時間でした」と笑顔で語った。

 タレントの渡辺正行(61)は「最初の稽古の時、奇麗だし、すばらしいボディーなので、どこを見て稽古していいか分からなかった。ドキドキします」とコメント。ラサール石井(61)も「私はほとんど見てないです。目を合わすのも恥ずかしい。ダンナさん(片岡愛之助)は、ずーっと目をつぶっているんじゃないか」と笑わせた。

 見どころを聞かれた三宅は「紀香さんのボケとツッコミでしょう。こんな役は今までやったことないだろうというのもあります」と語った。続けて「“今まで見たことのない藤原紀香”というのを合言葉にしていた。そういうシーンがたくさんあると思いますので、それを楽しみにして見に来ていただきたい」と来場を呼びかけた。