【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】芸人たちが芸人ゴシップ以外でこんなに熱く語るのは本当に珍しい。そんな事態が起こっているのが、20日に行われたボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦での村田諒太(31=帝拳)の判定負けだ。
テレビ観戦した土田晃之(44)は「確かに相手(エンダム)は手数を出してた。ただ、ガードの上をポコスカ叩いているだけでしたから。ヤバくなったらクリンチで逃げるくらいでね。あれで勝てるんだったら、WBAって超つまんねぇなってなりますけどね」と本音をぶちかまし「ちゃんとガードして、ずっと圧力をかけていたのは村田選手。前へ、前へで。いや~残念。楽しみにしてたのにな」と悔しがった。
極楽とんぼの加藤浩次(48)も全く納得していないようだ。
「ボクシングの判定ってよく分からんけどね、でも、ちょっと考えた方がいいんじゃねぇのって思う。手数が多いからっていうことだけど、村田選手はダウンも奪って、クリーンヒットも多い。誰が見てもエンダムが負けてる。ガードしてて、ガードに打ってるわけだよ、アウトボクシングでさ。それで勝っていいのかね? 俺自身は納得いかないね」と怒り心頭だ。
ボクシングに造詣の深い本紙客員編集長のビートたけしは「(試合会場が)大阪だったら大変だよ。火がついてる」と冗談の一方で「プロの規定から見ると、プロらしくない試合なんでしょうね。ガードに回ってワン、ツーというのと、攻撃性がないというのと。ミドル級は世界で一番すごいクラスだから、村田選手にはいい勉強かも。アマチュアとプロの違いをもう一度考え直してね。あれだけのパンチを持ってるんだから」と応援している。
村田自身が判定に「勝ってた、負けてたはジャッジの仕事なんで、受け入れるしかありません。それがアスリートの役目かと思っています」としたことに、前出の土田は「こうなると村田選手も『KOで勝てばよかったんですけど、勝てなかった自分が弱いです』って、日本人は必ずそういうことを言うんだけど、いやいや、それは違うぜと言いたい」と擁護している。
☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。
たけし 村田判定負けに「大阪だったら火がついてる」 土田は「WBAって超つまんねぇな」
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