4月29日、米国ミズーリ州で、牧場で飼われていた牛たちが大量に死亡するという事件が発生した。死亡した牛は32頭にのぼり、いずれも病気は抱えておらず前日まで元気に活動していた健康体の乳牛であったとされている。

 なぜ大量に死亡したのかが分からなかったため、この事件は米国を中心とするオカルトファンやオカルト研究家らの注目を集めた。

 つい前日まで元気だった牛が謎の死をとげるという事件にキャトル・ミューティレーションがあるが、今回もそれを想像した人は多かったようだ。だが、今回の事件では前日の夜に嵐が発生。農場に雷が落ちたことで、牛たちが感電死してしまったものとみられている。

 しかし、米国でオカルト関連の研究を行っている人々は、「過去にも牛などの家畜が大量に死亡する事件が起きており、全てが今回のケースのように雷によるものであると結論づけることはできない」と語る。

 ユーチューブなどでオカルト関連の動画を公開している「SecureTeam 10」は、他のケースでは悪天候や落雷が観測されなかった例もあったとしており、中には人智を超えた何らかの存在が関与している可能性も捨てきれない、と述べている。

 今回、牛の大量死という被害に見舞われた牧場の主人も、「嵐による落雷などで牛が死んだというケースを聞いたことがあるが、それはあくまで数頭だけだった。大量死には落雷以外にも何か別の要因が関係しているのかもしれない」と語っている。

【関連動画】Does this shock footage show moment 32 cows are annihilated by ALIENS
https://youtu.be/YqTRbYeQQeY

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS