タレント・武井壮(44)が18日、東京・江東区のららぽーと豊洲でオープンした「三井不動産クライミングパーク for TOKYO 2020」のオープニングイベントに参加した。

 2020年の東京五輪で追加競技として正式決定した「スポーツクライミング」を体感できる期間限定の施設。武井は日本を代表するトップクライマーの野口啓代選手(27)と野中生萌選手(19)とともに、ボルダリングやスピード競技に挑戦した。

 ボルダリングでは2人の選手に続いて楽々とゴールに到達。「以前、チャンピオンに『テクいね』と言われたことがある」と言う武井に、野中選手も「今日もテクかったです」と賛辞を贈った。

 元陸上十種競技日本王者で“百獣の王”を自称する実力を見せつけた武井だが、タレントとしては東京五輪までの3年間が正念場と見られている。

 あるテレビ局関係者は「昨年のリオ五輪では、五輪関係のオファーが思ったほどなかった。本人も悔しかったようで、今は20年の東京五輪に向けて、さまざまな競技について一生懸命勉強しているようです」という。

 この日も「数ミリ手が入ればまた違うところに足が掛けられる」などとボルダリングの魅力について語っていたように、着々とその実力を身に付けつつある。

 前出の関係者は「先月は週刊誌で女性問題が持ち上がりましたが、昔のことだったし、その受け答えがしっかりしていたこともあって、ダメージはほとんどなさそう。今後、東京五輪までの間はスポーツ関連のイベントがめじろ押しになるでしょうし、武井にとってこの3年間で結果が残せれば、また違った五輪を迎えられるはずですよ」。

 リオでの屈辱を東京で晴らせるか?