女優の広瀬すず(18)がCMキャラクターに起用された食物繊維飲料ファイブミニの新CM「恋よりセンイ。」編が、20日からテレビで全国放送される。

 広瀬は撮影で、等身大を表現するためにすっぴんを披露。CMでは、仕事に奮闘しつつ、自分と地元の友達のギャップに葛藤を感じている姿を演じ、東京タワーを見ながら息をついて前を向く表情が撮られた。

 CM監督を務めたのは、是枝裕和監督(54)。広瀬は、自身が出演した映画「海街diary」(2015年)でメガホンを取った同監督と再タッグを組んだ。

 広瀬は撮影について「役になりきるのではなく、“広瀬すずとして演じてもらいたい”と監督から言われていました。それが今までにない感覚で、自分がそのままCMに出ているというのが恥ずかしいというか、でもすごくおもしろい体験でした」と語る。

 是枝監督を「お父さんみたいな存在」と表現し、「ずっといつも見守っていてくれているんだろうなぁって想像ができるような言葉をかけてくださいます」と感謝した。

 一方、是枝監督は広瀬を「思っていた3倍ぐらいのスピードで今、階段を駆け上がっていて、きっとこのままの勢いで10代を終えるんだろうなと思います」と評価。

「だからきっと、女優としては20代が勝負になるかな。本当は30代が勝負だけど、20代でいろいろな役をやって、多少立ち止まって違うものをやってみたり、チャレンジして失敗も経験して、いい30代を迎えてほしいです」と激励した。

 CMでは、歌手のChara(49)がこのために書き下ろした楽曲「Sympathy」が流れる。

 ちなみに、ファイブミニは発売されて節目の30年目。