自慢の巨乳で“セクシー路線”にかじを切る!? かつての視聴率女王・綾瀬はるか(32)の「低迷」がテレビ界でささやかれている。NHKが莫大な予算を投入し、3年かけて放送するドラマ「大河ファンタジー『精霊の守り人』」(土曜午後9時)の第2シーズンが3月末に終了したが、その最終話の視聴率は6・0%止まり。しかも自慢のFカップ乳をビキニ姿などで披露した写真集の売り上げもイマイチで、一時期の勢いに陰りがみえてきた。危機感を覚える綾瀬の次なる一手は、大幅な路線変更だという。

 綾瀬はつい最近、坂口健太郎(25)と初共演する主演映画「今夜、ロマンス劇場で」(2018年公開)の製作が発表されたが、世間の反応、映画界の期待の声はさほどでもないという。

 映画関係者は「最近の綾瀬にヒット作がないからです。やることなすこと裏目に出ているというか、作品に恵まれないというか…」。

 13年にNHK大河ドラマ「八重の桜」で主役を務め“大河女優”となった綾瀬。その後もドラマや映画、CMでの人気はあるが、このところ勢いがないのは事実。ミソのつき始めはNHKの大河ファンタジー「精霊の守り人」の主演だった。

 昨年3月に第1シーズンが放送されたが平均視聴率は9・13%、今年1~3月の第2シーズンは平均6・96%。しかも最終第9話は、シリーズ最低の6・0%だった。11月から第3シーズンにあたる最終章がスタートする予定だが期待できそうにない。テレビ関係者は「同作は足かけ3年、全22話の放送予定の長期連続ドラマで、NHKとしては大河ドラマを見ていない視聴者層の10~20代前半の視聴者を取り込もうと、撮影に4Kカメラを投入するなどし、1話当たりの制作費1億5000万~2億円を投入したテレビ界注目の話題作。しかし、この視聴率ではかなりヤバい。せめて2桁(10%)は取らないと失敗です。綾瀬サイドは視聴率低迷で“なかったことにしたい”らしいですが、結果ですからね」。

 さらに綾瀬が主演した映画「本能寺ホテル」(1月公開)も中途半端な結果に終わった。

「興収16・2億円を達成した11年公開の映画『プリンセス トヨトミ』のメーンキャストとスタッフが再結集した『本能寺ホテル』は最低でも20億円超えが見込まれていましたが、届かなかった」(映画関係者)

 ダメ押しとなったのが、綾瀬の2年ぶりの写真集「BREATH」(4月発売)だった。

「水着などで自慢のFカップ乳を披露しているが、ヒットにはほど遠かった」(関係者)

 綾瀬本人も周囲も、このところの低迷に危機感を抱いているようで、次の一手に打って出るという。その手本にしたいというのがライバル視する長澤まさみ(29)の露出ぶりだった。

「綾瀬は一度、セクシー路線を解禁したが売れっ子になってからは封印していたんです。そんな彼女が影響を受けたのが長澤。NHK大河『真田丸』の乙女路線で人気になり、清純派キャラで行くのかと思いきや、舞台『キャバレー』でSMボンデージ衣装でセクシー路線も展開し、話題になった。女優として自分の道を貫く長澤に、綾瀬も刺激されたようです。綾瀬も『キャバレー』を演出した松尾スズキに売り込んでいる。ポールダンサーを主人公にした舞台企画が進行しています」(芸能プロ関係者)

 写真集は振るわなかった綾瀬だが、セクシー路線の再解禁で負の連鎖を断ち切れるか、注目だ。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)